メンター制度を効果あるものにする、離職防止やモチベーション維持といった守りから、成長を目的とした攻めのメンター制度を構築・運用するために、コンサルティング、研修、社内導入ツールセット、動画販売とご要望に合わせた様々な形式で支援を行っています。
弊社は、メンター制度があまり認知されていない2011年からメンター制度の認知、運用支援、研修に取り組んできました。その実績と経験を元に、目的をふまえた制度設計、活用ツールの提供、社内への理解浸透サポート、メンター・メンティに対する研修・オリエンテーション、運用フォロー、報告会などメンター制度の構築運用を様々な形で支援しています。
また、極力社内で実施したいというお客様のために、コンサルティング以外の支援も取り揃えております。
<導入運用コンサルティング>
【到達目標、最終効果】
定着率向上、モチベーション向上、女性活躍、育成文化醸成、対象者の成長、業績向上など設定テーマの実現
【メンター制度構築・導入・運用支援概要】
1.制度設計支援(目的確認、ゴール設定、制度詳細決定)
2.制度社内広報、社外広報支援
3.メンター、メンティの選定、マッチング支援
4.メンター研修、メンティオリエンテーション実施
5.目的に合わせたメンタリング活用ツールの提供
6.制度運用フォローアップ
(メンタースーパーバイジング、アンケート実施、意見交換会実施、合同報告会、次年度プランニング)
開始前ロードマップ例
<メンター制度導入運用支援事例>
■ 実施企業: 株式会社清永宇蔵商店
■ 実施期間: 2019年1月~2020年3月
■ 業 種 : 建材商社
初めてメンター制度を導入するにあたり、適切な運用、形骸化させないこと、2年目から自社で運用することをゴールとし、制度設計からメンター、メンティに対する研修やオリエンテーション、中間報告会、最終報告会のサポートまで一年間支援を実施しました。
2018年12月:経営幹部への説明会
2019年01月:制度設計
2019年03月:メンター研修
2019年04月:メンティオリエンテーション
2019年05月~08月:第一クール
2019年07月:状況確認、フォローアップ
2019年09月:メンター意見交換会、メンティ意見交換会
2019年10月~2020年1月:第二クール
2020年2月:メンター・メンティ合同報告会
2020年3月:総合振り返り、次年度に向けて
初年度ということで、「会社や仕事に慣れ、なじむ、疑問を払拭する」ということで第一クールは運用しましたが、それだけだと話すことがなくなるといった悩みが中間報告会でメンティ、メンター双方から挙がっていました。メインは「慣れ、疑問の払拭」であったとしても、メンタリング自体のテーマやゴール設定を行い、定期的に状況確認をできるようにしておくことが改めて確認できました。
※記事の掲載は、新聞社許可済み
【実施後アンケート】
<メンティ>
・メンタリングを実施することで、仕事中に質問できないことや後々どのような役に立つかなど教えてもらうことができた。そのため、研修で主に何を見て行動すべきなのかなどを明確にし、仕事のしやすい環境となった。
・普段関わらないような人と関わることで、自分の考え方を振り返ることができ、自分を見直す良い機会となった。
・仕事やプライベートに対する考え方など、自分以外の人がどう考えているのかを知るよい機会になった。人によって全然見え方や考え方が違うと感じた。
・研修中の目標設定などをメンターと相談することで、モチベーションを上げて仕事に取り組むことができたと感じている。プライベートの相談もし、分かりやすく教えてもらえるため、とてもためになった。
・メンターからの助言により、自分の課題や成長できる部分を見つけることができ、今後の目標を定めることができた。
・メンター・メンティというペアを始めに作ってもらうことで、相談できる人が会社にいると思え、気が楽になった。始めは会社にとけ込めず、あまり会話をすることが無かったが、今では、会話が増え、上司の方に分からないことを聞けるようになった。
・2週間に一度どんなことでも相談できる場が設けられることで、自分の中で悩みを抱えることが少なくなった。
・質問しづらい内容など、何でも相談出来るいい制度だと思う。メンターの経験でアドバイスがもらえるから、仕事が覚えやすかった。分かるようになり、モチベーションが上がるので、積極的に取り組むべき。
<メンター>
・仕事の基本、社会人としての基本をもう一度考える機会になった。
・テーマに沿った話をする事、言葉を選びながらプラスにつながることを意識した言葉がけをすることの難しさを感じた。
・聞き手として悩みに対する対応力がついた。
・後輩への気配りができるようになった。
・後輩の相談相手として、聞き入れてどうするかアドバイスすることが出来るようになり、自分自身の先輩としての自覚も芽生えた。
・メンティの悩みが解決していくにつれ、メンティはテーマを考えることが難しいように見えた。
・私が考えているよりも重大な悩みを抱えていたり、仕事に対しての考え方や思いが人それぞれあり、面白いと感じた。
<悩んだ、困った、難しかったこと及び途中で改善したこと>
・時間の調整
・毎回のトークテーマの設定
・解決できない悩みがあったこと
アンケートや意見交換会、合同報告会のアウトプットとして、メンターよりもメンティの方が、メンター制度の効果やメンタリングの実施意義を強く感じられていました。メンターよりメンティの方が満足度が高くなるのは、どの企業でも起こることで、経験や知識の豊富なメンターは、自分が役に立っているのか、メンタリングの意味があるのかということを考え悩みがちです。なんのために実施するのか、メンターに求められることなどを強く伝え、メンティがどう感じているかを定期的に共有していく必要性が改めて確認できました。
<メンター研修>
初めてメンターになる方向け、既にメンター経験があるがうまくいっていない方向け、
メンター・メンティ合同研修など、状況に応じた研修を実施しています。
※研修実施後、復習用でご希望の場合、「買い切り型MP4形式 メンター研修動画」を半額にて提供
詳しくは こちら
<メンター制度導入運用ツールセット>
予算の関係で社内で導入運用したいが、ノウハウがないというお客様のために、弊社が
コンサルティングで活用しているツールを販売しています。
詳しくは こちら
<買い切り型MP4形式 メンター研修動画>
メンター研修の内容をわかりやすいアニメーション動画に落とし込みました。
制度理解、役割理解、傾聴スキル、伝えるスキル、質問スキルのセットです。
MP4ファイルの買い切り型。社内クラウドに保管することで、いつでも、どこでも、何度でも確認いただけます。
詳しくは こちら
<メンター制度支援実績企業> ※掲載許可を頂いた企業様のみ社名掲載、敬称略
麻生セメント株式会社
イオン九州株式会社(旧マックスバリュ九州)
社会福祉法人大分県社会福祉協議会
中央福岡ヤクルト販売株式会社
東海電子株式会社
株式会社ふくや