メンター制度を効果あるものにするために、初めてメンターになる人向け、メンター経験のあるいう経験者向け、メンターとメンティが合同で受講する研修と状況に合わせて対応しています。
【メンターとは】

メンティ(相談者)に対して、課題解決や悩みの解消、人間関係の築き方、意欲促進、キャリア形成や心理・社会的な成長など総合的な支援を行う人を指す。
【初めてのメンター研修】
初めてメンターになる人向けの研修です。
メンター制度の理解からメンタリング実施に向けた動機づけとメンタリング効果を高めるためのスキルトレーニングを行います。
【研修概要】※カリキュラム、ワーク内容は、ご要望や実態に合わせてカスタマイズします。
実施方法
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集合型、もしくはオンライン実施
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目的
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1.メンター制度及びメンタリング理解
2.メンターとして自信と誇りを持って取り組むための準備
3.メンタリング効果を高めるためのコミュニケ-ションスキル確認
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内容
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1. メンター制度理解
・メンター制度の概要と意義、目的、効果 ・メンターの役割 -自分を振り返ることでメンターとしての役割を認識する (グループワーク、全体シェア)
2.メンター理解
・メンターの役割 ・メンター制度の進め方、メンタリングで必ず出る悩み ・メンター制度・メンタリングがうまくいかない要因と対策
3.信頼関係の構築
・受容:意見や価値観を押し付けないことの重要性 (個人ワーク、グループ共有、全体シェア、解説) ・メンティの価値観確認 ライフイベントチャート実施(個人ワーク、ペアワーク)
4.メンタリング関係をより良くするための「傾聴スキル」
・非言語コミュニケーションの重要性(表情、姿勢、態度等) ・傾聴技法(繰り返し、言い換え、感情の反映等) ・ロールプレイング(ペアワーク)
5.メンタリング関係をより良くするための「話すスキル」
・言葉のかけ方、リフレーミング(個人ワーク)
6.メンタリング関係をより良くするための「質問スキル」
・質問の役割(情報収集、心を開く、考えるトレーニング、成長促進) ・質問の仕方ポイント ・質問置き換えワーク(個人ワーク、グループワーク)
7.総合ロールプレイング(ペアワーク)
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実施時間
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6時間
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受講人数
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4名~
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対象者
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特徴
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ワーク中心で進めることで、頭での理解ではなく芯から理解できます。
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期待効果
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1.重要な役割ということが認識でき、責任をもって取り組んで頂けるようになります。
2.メンティの状況や相談される内容とメッセージ、アドバイスを事前に想定することで、メンターとして意欲・自信を持って取り組めるようになります。
3.メンタリング以外でも活かすことができるコミュニケーションスキル、信頼関係構築能力が身に付きます。
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受講者の声
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・ぼんやりとしていたメンターの役割や意味、メンティとの向き合い方を学びました。実践してこそ理解にはなると思うが、メンティに対して、安心して話せる関係や彼女の成長に少しでも役立てるよう、私自身も再度今日の事の振り返りを行い、臨みたいと思います。
・傾聴や受容により気持ちを引き出す方法が知れて良かった。コミュニケーション能力は高くないが、繰り返しや整理などを用いてメンティの深層を探っていきたい。
・人それぞれ考え方、価値観が違い、捉え方も様々なので今後のコミュニケーションで意識したいと思う。
・今まで意識していなかったことの重要性が分かったので、とても勉強になりました。
・初めて社内でスタートする制度なので大枠を学べて非常に良かったです。実施後の課題などについて、またご相談させて頂ければと思います。
・自分がいかに大事な事ができていないかということが分かりました。メンター側の勉強にもなりましたが、メンティとして悩んだ場合の対処も学べた気がします。大変勉強になりました。本当にありがとうございました。
・初めてメンター研修に参加させて頂きましたが、印象的なのは傾聴スキルのところがとても印象的で、今後実践するときには習得できればと思います。
・話すことは得意ではないため不安でしたが、傾聴を重視するとのことで少し安心しました。メンティと対話する前に自身の気持ちについてもしっかりと整理して臨みたい。
・私は思ったことをパッと言ってしまうところがあるので、メンターとしては宜しくない部分だと感じました。今回の研修でメンティと話す時はもちろん、日頃のコミュニケーションでも役立てていこうと思います。
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【メンター・メンティ合同研修】メンターとメンティが一緒に受講する研修です。
メンター、メンター制度、メンタリングの理解、信頼関係の必要性、メンタリング実施の準備を行います。
実施方法
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集合型、もしくはオンライン実施
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目的
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1.メンター制度理解、貴社メンター制度の理解
2.メンタリング実施のポイント理解
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内容
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1. メンター制度、メンタリングの理解
・メンター、メンター制度、メンタリングの理解 ・自社メンター制度目的、実施要項確認 ・メンター制度のメリット、意義、効果確認(ワーク、共有) ・メンタリング活用ツール確認
2. メンタリングを効果的に実施するために
・理想のメンター、メンティ(ワーク、共有) ・メンター、メンティに求められるもの ・メンタリングがうまくいかない要因と対策確認 ・信頼関係構築 -信頼関係の重要性確認 -ライフラインチャート実施(ペアワーク)
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実施時間
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3時間
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受講人数
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4名~
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対象者
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メンター、メンティ
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特徴
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メンターとメンティが一緒に受講するため、双方の視点で考えることができます。
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期待効果
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1.メンターとメンティが一緒に受講することで、メンター制度を有効にするために必要なことが共通認識、共通言語となるためメンタリングが実施しやすくなります。
2.メンターとして、メンティとして求められることが、自分の考えではなく、その場で生の声として、相手から聞けることによって、意識すべき点がより明確になります。
3.信頼関係構築につながるワークを実際にその場で一部実施してみることで、メンタリングの初回が無理なく実施できるようになります。
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