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個人の成長をアシストする仕掛け5「モデリング」

育成につなげる「仕組み」と「仕掛け」 どのようにすれば、個人の成長をアシストできるのか日々悩んでいる人は多いだろう。その「仕掛け」はどういうものがあるだろうか。
 
 今回は、個人の育成をアシストする仕掛け5.モデリングについてお伝えする。

モデリングとは、望ましい行動を観察し実際に行うことで自分の行動を変えていく方法である。

知識・スキル、経験がないことを初めてやる場合、通常はうまくできないことが多い。
自分で四苦八苦しながら経験から学ぶのも一つだが、早く成長するために、できている人の行動をまねすることが早い。

例えば、紐の結び方。
ちょうちょ結び、新聞の十字結び。これは、絵で見る、言葉で言われるよりやって見せてもらう方が断然早い。その上で、自分で何度も実施して習得につなげる。


育成、という観点からすると 「やってみせ、言って聞かせてさせてみせ・・・」 の部分である。


この点について、新入社員や若手が初めてのことに取り組む際には、実施に 「やってみせて」を実施している方が多いと思う。


しかし、新人や若手以外に対してはいかがだろうか。


社会人経験、社歴長い人に対しては、「自分でやって」が多いのではないか。

しかし、社会人経験が豊富であっても、社歴が10年以上であっても、経験の ない業務やスキルが無いことに取り組む際には、新人と同じである。
従って、同様に「やってみせ」からスタートとし、細かく1~10まで教える ことが、より早く成長させるコツだ。


弊社は、育成力向上を主体としているので、上記を確認する理論、状況対応 アプローチを学ぶ研修をよく実施しているが、フォローアップ研修で、こう いうコメントを頂いたことがある。


 入社20年目のメンバーに新しい任務を依頼した後に、しばらくの期間、ほとんど動きがないことに気付き、確認
 したところ『依頼された任務をやったことがないので何をどうすればいいか分からない』とのコメントがかえっ
 てきたことで、理論が正しいことが実際に体感できた。その後、やり方を指導すると、すぐにキャッチアップし
 てもらうことができたが、人や経験ではなく、仕事毎でステージを把握しサポートする状況対応アプローチの必
 要性が明確に分かった」



更に、気にして欲しいのは、伸び悩んでいる人、更なる成長を遂げて欲しい 人へのサポートである。

新人期間を終えると、後は自分でがんばれ、となるケースは多い。
しかし、そこでうまく成長できなかった人材は、ずっと停滞することにな る。

知識・スキル・経験があっても、うまくいかないケースは多々ある。
違いはちょっとしたコツやアクション、トークだったりするのだが、それ が結果の大きな差につながっていることが多い。

その場合に、上手な人がやっていることをそっくりそのままやってみると いうことを行わせることで、成長につながっていく。

モデルはあなたがやるのでもいいし、他のメンバーに協力を依頼し、同行・ 同席、一緒に行う機会、まねる機会を提供するのである。


モデリングの対象をアサインする時のポイントは二つ。

一つは、本人の少し上のレベルの人をアサインすること。
あまりにレベルがかけ離れていると、「〇〇さんのようになるなんて、とて も無理」と意欲があがらないし、真似すること自体難易度が高いこともある。

少し上のモデルをアサインし、それができるようになれば、更に上のモデル をアサインする。
スポーツの上達と同じだ。


もう一つは、人そのものとしてのモデルではなく、職務やタスクのモデルで あること。

資料作成なら資料作成、交渉なら交渉、プレゼンならプレゼンと、本人が伸 ばしたい職務やタスクのモデルをアサインすればいい。 つまり、モデルは一人である必要はない、ということだ。


モデリングの支援を行うことで成長させる。
手軽だが、着実な育成手法の一つである。

 

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