「気付き」を、引き継げる「資産」に。研修内製化、研修実施のヒント、ノウハウをお届けします。
1.研修準備:研修プログラム全体の目的を設定する
研修は、研修プログラム、各研修のカリキュラム、研修資料、研修後の効果、取り組みまで一貫性があるものを構築する必要があります。
そのために、最初のステップとして、研修プログラムの目的、すなわち何のために研修を行うのか、ということを明確にしましょう。研修プログラムとは、個別に行われる研修そのものではなく、事前課題や研修当日、実践、振り返りの仕組みなど、全体を含めた計画をさします。
プログラムの目的は、それぞれの個別研修で設定する目的と一致する場合もありますが、あくまでプログラム全体で成し遂げる目的です。例えば、管理職研修プログラムを構築する場合、プログラムの目的は、「管理職の成長に伴う業績向上」や「組織活性化」など、現状や実現したい状況によって異なります。
研修プログラムを組む際に、複数回の個別研修を挟むことも多いですが、全体の目的が決まっていなければ、あれもやりたい、これも大事となり、気が付くと一貫性のないプログラムとなってしまいます。
目的が「業績向上」と「組織活性化」の場合を考えてみても、必要な個別研修の内容が大きく異なるのはイメージできるでしょう。
何のために、時間やお金を使って研修プログラムを実施するのか、そのプログラムで何を実現したいのか、まずはプログラム全体の目的を明確にしておきましょう。そうすることで、個別研修の内容や目的を設定する際、プログラム全体の目的からそれていないか確認しながら進めることができ、一貫性のある効果的なプログラムを構築できます。
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