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コラム【教育体系構築】

【研修内製化/研修実施ノウハウ】9.研修実施:受講者の考えや意見の引き出し方

「気付き」を、引き継げる「資産」に。研修内製化、研修実施のヒント、ノウハウをお届けします。

9.研修実施:受講者の考えや意見の引き出し方


 
 研修中に、受講者の中から自由に考えや意見を述べてもらいたい、というタイミングがあります。

 グループワークや共有内容の発表という形式ではなく、全体の場で、考えや意見を引き出しやすくする方法を3つ紹介します。

 一つは、会場の広さに応じて、配置を考慮することです。会場が広く、受講者同士の距離が離れすぎている場合は意見を出しづらくなります。事情により、スペースを広く確保する必要があるのであれば、自由に考えや意見を述べてもらいたい時だけ、椅子だけで集まってもらうといつ取り組みもあります。

 二つ目は、ペアで少しだけ話す時間を設けることです。自分の考えや意見は恥ずかしかったり遠慮して出しづらいという人も、ペアで話すことで、二人の考えや意見として捉えることができ、発表しやすくなります。

 最後に、指名することの良しあしについて確認しておきましょう。全体の場で、考えや意見を求めた際に、誰からも出ないということがあります。そこで、場の空気を保つためだったり、時間を有効に使いたいという思いから、講師から指名することが思い浮かびます。

 指名することのメリットとしては、時間の有効活用のほか、確実に回答してもらえること、またいい考えや意見をもっている方がイメージできるのであれば、次の話に効果的な意見を引き出すことができる点にあります。

 しかし、一度指名をしてしまうと、その次からは、受講者全員が指名待ちになり主体性が消えてしまいます。もし、時間に余裕があるのであれば、「手が挙がらなくても指名せずにいつまでも待つ」ということを受講者に宣言します。そうすると、主体的に発表が始まり、主体的な流れのまま進めることができます。

 ただ、発表者が偏ったり、講師が共有したい考えや意見を持っている人から手が挙がらないということもあるので、その場合は、数名から発表があった後に、講師から「そういえば、●●さんはこんなこと書いてましたが」と呼び水を向けて共有してもらうか、講師から事例として紹介するようにしましょう。


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