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指導育成研修単体では足りない

育成を受けたメンバーが所属する場力(空気)によって、育成後の結果が左右される

 指導育成に関する研修は必要です。なぜなら、人を育成する立場に立った際に「育て方・教え方」を教えてもらう機会は無いもしくは少ないからです。 その結果、自身が好むやり方や本の知識を元に成長という線ではなく事象に対する点に対して行ってしまったり、育成に対する興味の強さによって対応が異なるということが発生します。
 誰につくかによって成長スピードが異なるという属人化はこうしたことから起こります。 最悪の場合、せっかく苦労して採用した貴重な人材の早期退職につながってしまうこともあります。従って、指導育成に対する研修は必須と言っていいでしょう。  

 しかし、指導育成に関する研修のみでは不十分です。それは、育成を受けたメンバーが所属する場力(空気)によって、育成後の結果が左右されるからです。

 働くキャストのホスピタリティ、質の高さ、自主性の高さで知られるディズニーランドを事例に考えてみると育成を受けた後、配属されるのがディズニーである、すなわち同じ方向を見てやるべきことを前向きに体現している人ばかりの空気・環境で働けるということは大きな要因です。極端に見てみると、教わらなくてもディズニーランドでしばらく働いていれば、細かな点は別として、ホスピタリティあふれ前向きに働く人間になっていくと想像できます。

 では、仮に配属先がディズニーではなく、個々が異なる方向を見て、誰も前向きに働かない環境に一人で放り込まれたとしたらどうなるでしょう。街中で同じことを同じレベルで求められたとしたらいかがでしょう。相当にタフな戦いになることが想定できます。
 
 研修で刺激を受けて「よし変わろう、変えてやろう」と勇んで現場に戻り、しばらく奮闘したものの、場力に抗えず結局元に戻ってしまった、なんてことはよく聞く話です。 新入社員研修で挨拶や電話対応を学んだ新人が現場に戻り、できていない先輩方を見て一気にそちらに引きずられてしまうのも同様です。

 育成も同様です。OJT担当者が研修で適切なスタンスや方法を学んでやる気にあふれ現場に戻ったとしても、上司がそれを理解していなくて、行うことに反対されたり意義を見出してもらえなければ、実践・継続しようとしても難しいでしょう。実際、フォロー研修などでよく聞く話です。

 自らが学び成長するのが当然、相互に教え合い助け合うのが当然、そういった文化を醸成することができれば、様々な問題を解決する一助となり、企業の継続的発展、成長を後押ししてくれます。

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